J3第28節 FC琉球 対 ガイナーレ鳥取 レビュー

更新が滞りまくりでした。

前回から4カ月ぶりにペンを取ります。何回も何回も書こうと思ってたんですけどね、、

 

僕が更新しない間にあれよあれよと首位に立ち、いまでは優勝も時間の問題になりました。勝ち点の計算はしていませんが、昇格決定は最短で翌節長野戦らしいです。優勝決定だとその後くらいでしょうか。(※ちなみに、更新はしてませんでしたが琉球の試合は全てチェックしています)。

シーズン開幕の頃のブログを読み返すと、当時は中川がワントップであったり、富所も怪我で欠場が続いていたり、フォーメーションも4-5-1であったりと、現在とは違う布陣でしたね。6月の相模原戦をさかいに今の4-1-4-1になりました。その後の成績は知っての通りです。相模原戦のレビューでは4-1-4-1に対して懐疑的な意見を述べておりました。キム監督、失礼致しました。。

ブログの良い点は、こうやってチームとしての変化・成長・成熟を追える点かもしれません。今シーズンが終わるまではブログを書き続けると、新たな誓いをたてました(何回目)。

 

さてさて、ガイナーレ鳥取戦のレビューです。

これから先を読むまえに、前回対戦時のレビューを読んで頂いた方がスンナリ頭に入ると思いますので激しく推奨しております。

 

http://ryukyu2018.hatenablog.com/entry/2018/03/25/101254

 

今節のスタメン

琉球

f:id:ryukyu2018:20181023110005j:image

鳥取

f:id:ryukyu2018:20181023110026j:image

 

琉球は不動の11名。

鳥取さんは3-4-3。ブラジル人3名をスタメンに連ねてきました。前節鹿児島を5-1で撃破した勢いそのままに琉球を迎えいったという所でしょうか。

 

※余談ですが、スタメン発表はキックオフの2時間前に行われます。いつもそのメンバー表を眺めてキックオフまでの2時間をニヤニヤしながら試合を想定するのが僕の儀式なんですけど、今回もキックオフ前に鳥取さんのスタメン発表をみて一番最初に浮かんだのが「前線は誰が守備するの?」でした。そして誰が守備するの問題への鳥取さんの解は「誰も守備しない」でした。いや、実況の方はガブリエルが守備を頑張っているだの、レオナルドが前線から積極的にプレスに行くだの言っていましたけど、、

 

前半キックオフ。

鳥取フェルナンジーニョおじさんにボールを集める。今日もキレキレ、さすが。自由を与えられているので色んなところに顔を出す、厄介。前線の守備の怪しさは前述の通りで、琉球がポゼッション時は両サイドが最終ラインに吸収され5バックになるも、ブラジル人は常に前線に残るため5-2-3。アンバランスなので琉球サイドバックにプレッシングはかけれない。中盤2て、ボランチへの負担ヤバない?自分が鳥取ボランチなら前線のブラジル人をドツくレベルだけど、鳥取ボランチでは無いのでカニセンゴクへ最大限の同情を画面越しに送りはじめる。

互角の流れからコーナーキック鳥取先制。カニセンゴクの笑顔が眩しい。

 

琉球は中盤の数的優位をいかして攻撃を作る。

いつもと違う点は、小松が常にフリーなので最終ラインからビルドアップする必要がないところ。楽にポゼッションできました。

9本?くらいコーナーキック有りましたが得点奪えず前半折り返し。まぁいつか入るでしょという流れ。

 

後半キックオフ

左サイドから富所、枝本、徳元のコンビネーション(実況の言葉を借りるとハーモニー)から得点の機会を伺う。

琉球の攻撃は基本的に左サイドは近い距離のコンビネーションを活かして崩す、一方右サイドはシンプルに相手陣地深いエリアへ侵入し高速クロス、なんだけどこの試合は左サイドからの攻めが凄く効いていた。

同点弾のシーンも、ガブリエルのなんちゃって守備に助けられた感はあります。

そんなこんなで枝本ゴラッソ、中川ダメ押し弾で3-1の勝利。今シーズン何度もみた昇格するチームの勝ち方でした。

 

試合を通して小松・中川・枝本・富所の距離感が素晴らしかった。黄金の中盤と評して良いでしょう。フィニッシャーとして評価をあげている富樫も、偽フォワード様なポジショニングを取りますので相手は非常に守備の布陣に手を焼いている事でしょう。

中盤のポジショニングに関してはもっと深く掘り下げれるテーマですね。この試合でも富所が相手CMとSH間に位置しピン留めの役割を果たしていました。機会があれば書こう。

 

J2昇格、夢が叶う瞬間もすぐそこですね。