J3第4節 FC琉球 対 ザスパクサツ群馬 レビュー
という事でJ3第4節 FC琉球 対 ザスパクサツ群馬のレビュー
前節の鳥取戦から中3日で挑むは群馬。昨季優勝の秋田を破りホームへ凱旋。ミッドウィークに試合が無かった事は群馬有利を後押しする材料でした。
が、結果は琉球の勝利。開幕から4試合連続となる複数得点+初のクリーンシートでした。ナイスゲーム!アウェイで勝ち点3を得ました。この結果琉球は首位に浮上。最高の滑り出しをみせています。
今節のフォーメーションはこちら
富所が初のスタメン。それ以外はいつものメンバー。
群馬は大久保がベンチスタート。元琉球戦士高橋がスタメン。
コンディションが心配された琉球でしたが、問題無し。
序盤からパスワークでリズムを作る。すると開始早々FKから富所弾。今シーズン初ゴール。相手GKは完全に虚を突かれましたね。その後も左サイドを中心に攻撃を展開。
すでに今シーズンの形になりつつ有る、増谷→徳元のロングフィードも抜群の切れ味を見せていました。このシーン、中が反応出来れば1点でした。
徳元のダイレクトクロス。増谷のフィードも素晴らしい
— かまど (@vaBVlehghBS63pr) 2018年3月28日
2018年3月29日 https://t.co/i11v4gFIl7 @YouTubeより
それにしても徳元が良い。後方からのパスもファーストトラップで前を向ける&ボールの置く位置が絶妙なので相手DFが飛び込めない。
対する群馬は左サイド高橋がダイアゴナルの動きでDFラインをブレイクするシーンが数回有り。前節鳥取戦をしっかり予習してきた様です。
前半中々攻撃の形が作れない群馬は後半開始から大久保を投入。
オールドイングリッシュスタイルを彷彿とさせる放り込みサッカーを開始。パワープレーはやない??
48分あたり、群馬右サイドバック船津がアーリクロスをあげるのに躊躇したところ「あげろよ!!」と指示が飛ぶ徹底ぶりで、徹底的に大久保を増谷とデートさせる。必然的に攻撃は群馬右サイドから、左サイドから攻めたシーンは殆ど無かったはず。
琉球としては、何度も経験した事なのでこれは有難かったですね。
そんな簡単にはやられないですよ。。
79分に枝本が追加点をあげ試合終了。堂々とした戦いぶりでした。
個人的に枝本富所に初ゴールがシーズンの早い段階でうまれたので良かったです。
エダはいよいよ本領発揮ですね。この試合でも際立った存在感でした。さすがのゲームメイク!!
あと付け加えたいのは、金監督の交代枠の使い方。今節は1枚余らせました。
2点リードの展開&ミッドウィーク開催、時間稼ぎも含めて守備が良い西岡を前線の選手と交代投入しても良かったのでは?または、新卒ルーキーソンスンをデビューさせ馴らす事も出来た。
3年間見てきて、金監督がこういった交代を一切しないのは百も承知ですが、リードした試合を締めるという意味で、西岡を入れて守備固めをする、若しくはフレッシュな選手を入れて相手にプレスをかける。有りだと思いますけどね。鳥取戦では締めれなかったわけですし。
開幕から3勝1分け、失点は目をつむりますが得点10。首位!!
次節は密集サッカー福島。アウェイで厳しい試合がまっています。勝ーつ